ハイドロキノンとトレチノインを併用するとどんな効果が期待できるのか

マッサージを受ける女性

肌トラブルの中でも、特に年配の女性の多くが悩んでいると言われているのがシミの症状です。シミの多くは紫外線によるダメージを受けることによって肌内部でメラニン色素が発生し、表面にあらわれることでシミの症状となります。若い頃であれば日焼けをしても肌のターンオーバーが行われることで外部に排出されるのですが、年齢を重ねるとターンオーバーがきちんと行われず、肌にメラニン色素が色素沈着してしまうのです。そこですでに出来てしまっているシミを少しも薄く、目立たない状態にしたいと考えている方に注目されているのが、ハイドロキノンとトレチノインを併用した治療方法です。まずハイドロキノンはメラニン色素の生成を阻害する働きを持っており、高い美白効果を持つことから肌の漂白剤として多くの美白治療に取り入れられています。

そしてトレチノインはビタミンAの誘導体であり、角層のメラニンを剥がし排出させることでシミを根本的に改善することが出来る特徴を持っています。他にも皮脂分泌の量をコントロールすることでニキビの改善や、コラーゲン分泌を高めてハリと弾力のある肌を取り戻すなど高い美肌効果を期待することが出来るのです。シミの症状を効果的に改善していくには、強力な漂白効果のあるハイドロキノンと肌再生効果の高いトレチノインを併用することによって、短期間で美白効果を向上させることが可能になります。併用をする際に注意するポイントとしては、一緒に使用していくことで美白効果が高くなる特徴を持っているハイドロキノンとトレチノインですが、肌に実際に使用するクリームの量や塗る順番がきちんと決まっているので、混ぜて使用しないように注意しましょう。

使用手順としては洗顔を行って肌を清潔にした後、シミの目立つ部分に対してトレチノインを患部にピンポイントで薄く塗布します。このクリームは肌に刺激を与えやすいため、量を調節しやすいようにするためにも指ではなく綿棒を使用する事をおすすめします。10~15分ほど経ってトレチノインが皮膚に浸透したのを確認したら、ハイドロキノンはトレチノインを塗った部分より広範囲にむかって、白くならない程度の厚さで塗り拡げます。この時最初のクリームを塗っていない部分から内側に向けて塗り始めるようにすると、トレチノインを周囲に広げる心配がないので肌トラブルを未然に防ぐことが出来ます。外出する場合は必ず保湿剤と日焼け止めを塗って、紫外線から肌を保護するように対処しましょう。